
ネズミ退治・初期
ショック!ネズミの糞が家中にまき散らされて…
On 2017-02-01 by 成敗!ネズミ奮闘記〜退治までの60日間の記録とメモ〜目次
ネズミの糞を発見
天井裏を覗いてみた。
待てど暮らせど、一向に家から出ていく気配のないネズミたち。当時まだ危機感の薄かったワタシたち夫婦は、天井裏で大声でも出せば、ネズミたちは怯えて出ていくんじゃない?と恐ろしいほど無知な希望的観測のもと、早速実践してみることにした。
もちろんオットがやるんでしょ…と思っていたら、オットは脚立の足を押さえて「さあ!」という顔をしている。「えぇ!?ワタシがやるの?」こういう時って普通男の人がやるもんじゃないの…?と思ったけれど、オットはワタシの顔を見ながら首を振り続けている。その顔には「無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理」と書かれていた…ように見えた。
もちろんオットがやるんでしょ…と思っていたら、オットは脚立の足を押さえて「さあ!」という顔をしている。「えぇ!?ワタシがやるの?」こういう時って普通男の人がやるもんじゃないの…?と思ったけれど、オットはワタシの顔を見ながら首を振り続けている。その顔には「無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理」と書かれていた…ように見えた。
天井裏に見えたのは。
全く頼りにならないオットをさっさと見限り、ワタシは脚立に乗って押入れに入り恐る恐る点検口を開けて中を覗いてみた。ネズミが飛び出してきたらどうしようと身構えたけれど、屋根裏は意外にも静かだった。昼間のうちはどこかに行ってしまっているのだろうか。これでは大声を出しても意味がない。諦めて点検口の蓋を閉めようとした瞬間、暗さに慣れたワタシの目に飛び込んできたのは、天井裏に無数にまき散らされたネズミのものと思われる糞だった…。
ワタシの腕にゾワゾワと鳥肌が立った。ネズミはいないから覗いてみて、とオットに命令すると、何度か拒絶した後、渋々脚立に登って蓋を持ち上げた。最初は「え、どれ?」「ないじゃん」と言っていたけれど、目が慣れてネズミの糞の存在を確認した途端、「うわあぁぁ〜」と逃げるように押入れから転げ落ちてきた。その情けない姿を見た瞬間、このオットは当てにできない。とワタシは悟ったのだった…。
#調べてみた:ネズミの糞はこんなに汚い
ワタシの腕にゾワゾワと鳥肌が立った。ネズミはいないから覗いてみて、とオットに命令すると、何度か拒絶した後、渋々脚立に登って蓋を持ち上げた。最初は「え、どれ?」「ないじゃん」と言っていたけれど、目が慣れてネズミの糞の存在を確認した途端、「うわあぁぁ〜」と逃げるように押入れから転げ落ちてきた。その情けない姿を見た瞬間、このオットは当てにできない。とワタシは悟ったのだった…。
#調べてみた:ネズミの糞はこんなに汚い
ネズミの糞について。
ネズミの糞を見つけたことで、我が家にネズミがいるということが決定的となり、もっとちゃんとこの問題と向き合わなくてはならないということを悟った。そしてもっと敵、つまりネズミのことを理解しなくてはならないとも思ったのである。
ところでネズミの糞って、どれだけ汚いか、ご存知だろうか。
うちの場合は糞を見つけたのが天井裏だったから糞の始末に対して慎重に対処することができたけれど、これが生活圏内だったらとりあえず除去しなくては、と考えるだろう。だけどそれはとても危険な行為であると言わざるを得ない。何故ならネズミの糞は想像以上に恐ろしいからだ。
ところでネズミの糞って、どれだけ汚いか、ご存知だろうか。
うちの場合は糞を見つけたのが天井裏だったから糞の始末に対して慎重に対処することができたけれど、これが生活圏内だったらとりあえず除去しなくては、と考えるだろう。だけどそれはとても危険な行為であると言わざるを得ない。何故ならネズミの糞は想像以上に恐ろしいからだ。
ネズミの糞はこんなに汚い。
ネズミの糞によって引き起こされるのは、主に以下の病気がある。
レプストスピラ症…潜伏期間は3〜14日ほど。軽症型は風邪と似た症状で、重症型は5〜8日後に出血・肝臓・腎臓障害などの症状が見られ、死亡率がかなり高い。初期症状のうちは特徴的な症状を表さないこともあるため注意が必要。
サルモネラ症…通常8〜48時間で発症する。嘔吐や下痢など急性胃腸炎の症状や、高熱といった症状がある。免疫力の低い人がかかると重症化する恐れがある。
*腎症候性出血熱…潜伏期間は4〜42日間。
発熱や腎不全による乏尿や多尿、ショック症状、頭痛、皮下または臓器における出血で、最悪の場合は死に至る。
もちろんこれだけでなく、ネズミは他にもたくさんの恐ろしい病原菌を持っているのだ。
レプストスピラ症…潜伏期間は3〜14日ほど。軽症型は風邪と似た症状で、重症型は5〜8日後に出血・肝臓・腎臓障害などの症状が見られ、死亡率がかなり高い。初期症状のうちは特徴的な症状を表さないこともあるため注意が必要。
サルモネラ症…通常8〜48時間で発症する。嘔吐や下痢など急性胃腸炎の症状や、高熱といった症状がある。免疫力の低い人がかかると重症化する恐れがある。
*腎症候性出血熱…潜伏期間は4〜42日間。
発熱や腎不全による乏尿や多尿、ショック症状、頭痛、皮下または臓器における出血で、最悪の場合は死に至る。
もちろんこれだけでなく、ネズミは他にもたくさんの恐ろしい病原菌を持っているのだ。
家族やペットがいるなら要注意
その容姿に騙されてはいけない。
ネズミって、「ぐりとぐら」や、「ミッキーマウス」みたいにかわいいキャラクターとして扱われることが多い。実際にネズミを見ても、ペットとして飼われているハムスターなんかとそれほど見た目が変わらないから、「可愛い」とさえ思う人もいるかもしれない。実際にワタシもそうだった。その見た目だけで言えば、ケージに入れて毎日餌を与えていれば愛情が湧くのでは?と思えるほど、愛らしい顔つきをしている。
けれども実際にはネズミの糞には恐ろしい菌がいることは先ほど述べた通りだし、夜中に噛みつくことだってある。アメリカではネズミにかみ殺されたという死亡例だってあるのだ。
けれども実際にはネズミの糞には恐ろしい菌がいることは先ほど述べた通りだし、夜中に噛みつくことだってある。アメリカではネズミにかみ殺されたという死亡例だってあるのだ。
アナフィラキシーショックについて。
またネズミは尿を垂れ流しながら行動をする習性があるので、病原菌をまき散らしながら移動していることになる。ハイハイを始めたばかりで、すぐに物を口に入れてしまう赤ちゃんや、ペットのいるご家庭は特に注意が必要だ。
うちにはペットはいないし、子供ももう大きいので、間違ってネズミの糞を口にしてしまう心配はなかったけれど、アレルギー体質を持っているため、ネズミに噛みつかれることによるアナフィラキシーショックの方が心配だった。「アナフィラキシーショックは1度目は大丈夫」と思われがちだが、実は初めて噛まれても起こり得るという事実はあまり知られていない。
#ネズミの糞の処理方法
うちにはペットはいないし、子供ももう大きいので、間違ってネズミの糞を口にしてしまう心配はなかったけれど、アレルギー体質を持っているため、ネズミに噛みつかれることによるアナフィラキシーショックの方が心配だった。「アナフィラキシーショックは1度目は大丈夫」と思われがちだが、実は初めて噛まれても起こり得るという事実はあまり知られていない。
#ネズミの糞の処理方法
絶対にしてはいけないこと。
天井裏など生活圏外ならともかく、生活圏内でネズミの糞を見つけた場合、とにもかくにもすぐに片づけたくなるのが人間の心情だ。けれども焦って処理の仕方を間違えてはいけない。もし処理の仕方を間違えたら、取り返しのつかない事態にだってなり得るからだ。
★とにかくネズミの糞を見つけても、絶対に素手では触らないこと。
★必ずゴム手袋とマスクを装着してから処理すること
★糞のまき散らされた場所を水拭きし、アルコール消毒も必ず行うこと。
★掃除機は使用しないこと。
★とにかくネズミの糞を見つけても、絶対に素手では触らないこと。
★必ずゴム手袋とマスクを装着してから処理すること
★糞のまき散らされた場所を水拭きし、アルコール消毒も必ず行うこと。
★掃除機は使用しないこと。
後々のためにできること。
ネズミの糞の処理をする前にもう一つしておいた方がいいことがある。それは糞尿のあった状況を記録に残すということだ。
糞をされた場所や大きさ、形をメモに取るか、スマートフォンなどで撮影しておくという手もある。こうすることで侵入経路を特定する手がかりとなったり、のちに駆除業者にお願いするときも状況を容易にかつ正確に把握してもらったりすることができるからだ。
糞をされた場所や大きさ、形をメモに取るか、スマートフォンなどで撮影しておくという手もある。こうすることで侵入経路を特定する手がかりとなったり、のちに駆除業者にお願いするときも状況を容易にかつ正確に把握してもらったりすることができるからだ。
人の家に勝手に侵入した上に糞尿をまき散らすネズミ野郎を、ワタシは絶対に許さない、と固く誓ったのだった…。