自分でねずみを駆除するのは大変、でも諦めない!
On 2016-12-30 by 成敗!ネズミ奮闘記〜退治までの60日間の記録とメモ〜目次
自分でやるか?駆除業者に頼むか?
駆除をするはいいけれど。
さて、駆除するにあたって、問題はその方法だ。自分でやるか?それとも駆除業者に頼むか?
駆除業者に頼むか?
プロの業者さんにお願いすれば、簡単に解決できることはわかっている。だけどやっぱり問題なのは先立つものだ。
ワタシたち夫婦は結婚する前から海外旅行に行くのが趣味だった。結婚して子供が産まれるとそれもなかなか叶わなくなってしまったけれど、子供たちもある程度大きくなってきたので、また海外旅行に行けたらいいね、と話していたところだった。毎日節約生活をしながらそのための資金を少しずつ貯めているので、できればお金のかからない方法がいい。
一応、念のため、業者さんにお願いしたらいくらくらいかかるのかな〜?など調べてみました。業者さんについて、詳しく駆除の顛末を知りたい方はこちらへどうぞ。
自分でやるか?
そんなわけでもう自分たちで解決するしか道はないと悟ったワタシたち。あれこれ調べた結果、殺鼠剤と粘着シートから始めてみようかということになった。
というのも、以前我が家にゴキブリの出現が多発した際、巣ごと駆除できる餌タイプと置き型粘着シートタイプの両方を使ってゴキブリの出現をだいぶ抑えることができるようになったことがあったからだ。あの感じで行けば、きっとネズミの出現だって抑えることができるようになるはず。ウン十万も払って駆除してもらうよりもずっと安上がりだし。
そんなわけでワタシたちは、自分でやる方法を選択したのだった。
ホームセンターに行って殺鼠剤と粘着シートを買いました。
殺鼠剤を選んでみた。
オットと子供が出かけた平日、ワタシはホームセンターに行ってみた。
害虫駆除のものに比べたら数は少ないけれど、ワタシが思っていたよりも色んな種類の撃退アイテムのようなものがある。
お目当てだった殺鼠剤も色々な種類があったけれど、とりあえず馴染みのあるメーカーから出ているものを購入してみた。
粘着シートを選んでみた。
次は粘着シートを探してみる。こちらもいくつか種類はあったけれど、一番安いものを購入してみた。とは言っても1シートで100円以上する。駆除業者にお願いするよりもずっと安く済むとは言え、一枚買えばいいというものでもないから、まとめて買うとなると痛い出費だ。
毎日身を削る思いで節約しているので、この出費は本当に痛い。ネズミさえ出なければ、こんな出費しなくて済んだのに…と思うと、成田空港がちょっと遠くなったように思えて、改めてネズミを恨みたくなった。
ネットで調べて、しかけました。
殺鼠剤をしかけてみた。
家に帰って早速しかけてみることにした。ネットでも色々調べてみたけれど、ソースやコーン油を殺鼠剤にかけて設置してみるとより効果があるとのこと。とりあえずお金をかけずにできることは何でもやってみると決めたので、ちょろっとかけてみた。何とも言えない匂い…。
この殺鼠剤を台所の何か所かに置いてみた。ネズミが食べて殺鼠剤が減ったら、また補充する、というのを繰り返すそうだ。
粘着シートをしかけてみた。
10枚セットの粘着シートを購入したので、それらを屋根裏に設置してみることにした。ネズミは壁際を走る習性があるようなので、とりあえず点検口から手の届く壁際に、粘着シートをUの字型に折って設置してみた。この方が捕獲しやすいとあったからだ。
本当にこんなんで捕まるんだろうか…と一瞬不安がよぎったけれど、今はこの方法にすがるしかない。
シートで1匹捕まえた!処理はオットにお願い。
食べた形跡。
翌朝、殺鼠剤を見てみると、エサが殆どなくなっていたので驚いた。と同時に、本当にこの辺りをネズミがうろついていたんだなということを改めて実感し、ゾワゾワと鳥肌が立ってしまった。気持ち悪いけれど、ネズミを駆除するための通過点なので仕方ない。自分でやると決めたからには、こういうことも我慢しなくてはならないのだから。
ついに!
次に屋根裏を覗いてみることにした。せっかく仕掛けたのにかかってなかったらどうしよう…。でもかかってたらどうしよう…ネズミの死体なんてみたくないし…。かかってなくてもかかってても複雑なワタシの乙女心。
そんな複雑な思いを抱えたまま、恐る恐る懐中電灯の光を粘着シートに当ててみると…シートの上に何やら毛のある小動物らしきものが横たわっているのが見えて、「ヒッ」と声にならない声が出てしまった。
脚立を押さえてワタシを不安そうに見上げているオットに、ネズミがかかっていることを伝えると、今度はビニール袋を差し出して、やはり「さあ!」という顔をしている。でもね。無理だから!
オットに対する不信感…
結局嫌がるオットに無理やり処理をお願いした。だって、本当にムリなんだもん!気持ち悪いんだもん!
オットは渋々、本当に嫌そうに粘着シートを袋に入れた。でも黙ってそれをしてくれるならともかく、「うわっ、まだ生きてる」とか「こっち見てるよ」とかいちいち言ってくるので、「黙ってやってよー!」と言ったら、オットはそのあとずーっと不機嫌になってしまった。ワタシが色々話しかけても無反応。
なんて女々しいんだろう?ネズミが出てからというもの、ネズミのことを色々調べたり、ホームセンターに行って色々買ってきたりしたのは全てワタシだった。だからそれくらいしてくれたっていいじゃん!という不満が込み上げてくる。
これが結婚してからずっと、殆ど喧嘩もせずに仲良くやってこれたワタシたち夫婦の、初めての亀裂だった…。